大ヒット漫画が原作のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が16日、公開初日を迎えた。一部の映画館では1日40回以上のフル回転で上映するなど異例の公開規模に。新型コロナウイルス禍で多数の大作映画の公開が延期される中、映画興行を苦境から救う一作となるか期待が集まっている。
感染拡大防止のためのイベント入場制限が緩和され、映画館は9月19日から全席販売再開が可能になった。しかし全席販売時は客席への食べ物持ち込み禁止という条件が付いたため対応は分かれ、定員の50%以下を継続している映画館も多い。
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シネコン最大手のTOHOシネマズも50%に制限してきたが、16日から3日間は全劇場で全席販売に踏み切った。東京・歌舞伎町のTOHOシネマズ新宿は16日午前6時に開館。早朝からグッズ売り場がにぎわった。全12スクリーンのうち11スクリーンを使い、翌17日未明まで42回上映する。