女優、蒼井優(35)が17日、東京・新宿ピカデリーで行われた主演映画「スパイの妻」の舞台あいさつに黒沢清監督(65)や共演者らと登壇した。
1940年の神戸を舞台に、戦争に翻弄されながらも信念と愛を貫き通そうとする女性を描くラブサスペンス。9月には世界三大映画祭に数えられる第77回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を獲得した話題の作品だ。
イベントでは銀獅子トロフィーもお披露目され、黒沢監督が「僕もほとんど見ていない。現地には行けなかったけど、こういうものをいただいたのを目の当たりにすると実感が湧いてくる。ささやかながら映画の歴史に『スパイの妻』という作品が名を刻んだ。これを見ているだけで実感が湧いてくる」と語れば、蒼井は「本当におめでとうございます。私たちにも見せて下さり、ありがとうございます。素晴らしいこと過ぎて、自分の言葉をどう添えていいか分からないくらいすごいこと。皆さんと共有していただいてうれしいです」と祝福した。
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俳優、高橋一生(39)、東出昌大(32)、坂東龍汰(23)らも出席した。