新潟区検は19日、元秘書の30代男性を車内で殴ったとして、暴行罪で自民党の石崎徹衆院議員(36)=比例北陸信越=を略式起訴した。新潟地検が明らかにした。石崎氏は自身のツイッターに「驚きかつ困惑しているが、厳粛に受け止める。内容を整理した上で、改めて説明する。皆さまに迷惑、心配を掛けたことをおわび申し上げる」とのコメントを投稿した。
捜査関係者などによると、男性は2019年4月、新潟市内を運転中、助手席に座る石崎氏から後頭部を殴られたなどとして、6月以降に被害届を複数提出。県警は同9月、傷害と暴行の疑いで書類送検し、地検が任意で調べていた。傷害容疑に関しては証拠不十分として不起訴処分にした。
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自民党新潟県連の小野峯生幹事長は「党本部に離党勧告など厳正な対処を求める」と取材に述べた。県連は次期衆院選の党公認の前提となる新潟1区支部長を石崎氏から塚田一郎元参院議員に差し替えるよう上申している。
石崎氏は財務省職員を経て12年の衆院選で初当選し、現在3期目。