首相在任時は、第2次内閣発足から1年後の2013年12月に参拝。米政府が「失望している」と異例の声明を出したほか、中韓両国の強い反発を招いた。その後は参拝せず、春と秋の例大祭には「真榊」と呼ばれる供物を、終戦の日には玉串料を私費で奉納した。
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関係者によると、安倍氏は今回の参拝で肩書なしの「安倍晋三」と記帳し、私費で玉串料を納めた。「英霊に尊崇の念を表するため、参拝した」と話しているという。
加藤勝信官房長官は19日の記者会見で「私人である安倍氏個人の参拝だ。個人の信教の自由に関する問題で、政府として立ち入るべきものではない」と述べるにとどめた。自民党の河村建夫元官房長官は「今まで自重してきた。一政治家として参拝されたのだろう」と成田空港で記者団に語った。