「少女像が市民と再会」展示再開の決定に彫刻家が喜び

「表現の不自由展・その後」で展示されていた「平和の少女像」＝８月３日、名古屋市【拡大】 　愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ２０１９」で中止となった企画展「表現の不自由展・その後」の展示再開の決定について、元従軍慰安婦を象徴した「平和の少女像」を制作した彫刻家キム・ウンソンさんは「少女像が再び市民と会えるようになり心からうれしい」と述べた。　聯合ニュースが伝えた。キムさんは「人々と平和について再び話す大切な機会を得た」と歓迎。「再開を求める集会を続けてきた人々に感謝している」と語り「デモに参加した日本人は、自国の政府がこうして文化芸術を弾圧、検閲するという事実を許せなかったようだ」と分析した。（共同）