暴行罪で略式起訴された自民党の石崎徹衆院議員(36)=比例北陸信越、当選3回=は22日午前、党本部を訪ね離党届を提出した。議員辞職は否定した。党紀委員会は同日午後、離党届の受理を了承。党紀委の報告を受け、自民党は離党届を正式に(受理した。
党本部で記者団の取材に応じた石崎氏は離党届について「ご迷惑を掛けたので、けじめとして提出した。悩みもあったが、お世話になった議員や支援者の声を頂戴して決断した」と語った。同時に「職責を全うしたい」として辞職は否定した。
石崎氏の処遇を協議する党紀委が予定されていたため、開催に先立ち離党を決断したとみられる。
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石崎氏は元秘書の男性を殴ったとして昨年9月に書類送検された。略式起訴を受けて21日、進退に関し「できるだけ早く決断したい」と記者団に話していた。
石崎氏は財務省を経て、2012年衆院選で初当選。17年衆院選は新潟1区で敗れ比例復活した。