時代を映すラブバラード「悲しみのニューヨーク」/芸能ショナイ業務話

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!

オタクエンタメニュースです!
アイドルからアニメや声優、マンガ、ゲームを網羅するオタクのニュースを配信しています。
気になる話題のニュースや芸能の最新ニュースを掲載中!

今回の最新ニュースはこちらです!!

時代を映すラブバラード「悲しみのニューヨーク」/芸能ショナイ業務話
ラブバラードの新曲「悲しみのニューヨーク」で注目される松原健之【拡大】

 歌は時代を映す鑑(かがみ)という。その意味で気になるラブバラードがある。作家、五木寛之氏(88)が「奇跡のクリスタルボイス」と親しみを込めて呼ぶ歌手、松原健之(たけし、41)が、先月30日に発売した新曲「悲しみのニューヨーク」である。
 ♪ニューヨーク七番街に サイレンの音がひびく…もう一度君に会いたい…。NYを舞台に、叶わない夢でも再び愛する人に会いたいという思いを込めた歌詞で、伊藤薫作詞、鈴木豪作曲。松原の透明感あふれる美声が悲しみを誘う一方、一歩踏み出す勇気もくれる。
 発売元のテイチク宣伝部によると、今年デビュー15周年を迎えた松原のために普段の演歌・歌謡曲を超えた歌として作られた。ところが3月に完成した頃、NYはコロナ禍拡大の真っただ中で「あまりにタイムリーすぎる」と先月まで発売を延期されたという。

googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });

 本紙の取材に、松原は「僕は1度もニューヨークに行ったことがありません。この歌をいただいたとき、実は2001年9月11日に起きた米同時多発テロを思い出しました」という。まだ歌手デビューする前で、五木氏の作品を原作とする舞台に歌手を目指す青年役で抜てきされ、けいこ中だったからでもある。
 「あのとき、世界はどうなってしまうのかと驚き、戦慄しました。コロナ禍の今も予測不能で、ある意味、似たような状況にあり、時代を超えて悲しみが重なる。それでも、この歌には希望を持って生きよう、生きたいというメッセージが込められているので、僕も心を込めて歌っていきたいと思います」
 そうきっぱりと誓う松原。カップリングの両A面「雪風」は所属事務所の後輩でアイドルグループ、BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)の音大生、小林萌花(20)のピアノ演奏とあって注目のマトだが、「悲しみのニューヨーク」もドラマチック。癒し系ソングとして、多くの人の心に響きそうだ。(М)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 時代を映すラブバラード「悲しみのニューヨーク」/芸能ショナイ業務話