米朝一門の落語家、桂雀三郎（７１）が２２日、大阪市内で行われた取材会に出席。１１月２９日にサンケイホールブリーゼ（大阪市北区）で開かれる毎年恒例の独演会について、「１日で６席は初めて。万全の体調を整えて臨みたい。最後は倒れるところを楽しんできてもらえれば」と冗談を交えながら抱負を語った。
２００９年から故桂米朝さんのゆかりの地で独演会を開催しており、今回が１２回目。コロナ禍で１日２公演を行う。米朝さんが手がけた「口合小町」を同所で初めて演じる雀三郎は、「コロナの初期にずっと稽古していた。自分の中に入ってきたかな。難しいけど、自分の持ちネタのひとつにしたい」とキッパリ。続けて「落語は自分さえ元気ならいつまでもやれる。ゴールがない。ずっとまだ先、上を目指せる。落語があれば一生退屈しない」と目を輝かせていた。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });