真矢ミキ主演で放送中のオトナの土ドラ「さくらの親子丼」(土曜後11・40、東海テレビ・フジテレビ系)で、正義感ゆえたびたび子供たちと対立する若手弁護士・宮部雪乃を演じる新川優愛(26)がこのほど取材に応じ、役柄や撮影エピソードを語った。
--雪乃の印象を教えてください
「真っすぐな人。経験不足と若さゆえ人と衝突してしまうことが多いが、愛情の深さも持ち合わせている。真矢さん演じるさくらさん、名取裕子さん演じる桃子先生ら周囲の方々からヒントをもらい、雪乃自身が成長していく姿も見守っていただければ」
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--難しさ、新たな発見は?
「裁判の時のせりふが難しく、情報量も多いので苦労している。子供たちと向き合う時間は楽しくて、待ち時間にはしゃいでいる様子を見ていると元気が出る。最初は躊躇(ちゅうちょ)していたが、今は楽しくまじっている(笑)」
--初共演の真矢さんとは
「せりふの言い方などを相談すると“好きなようにやって”と言ってくださって、全部を包み込んでくれるような包容力のある人」(撮影の合間には、互いに飼っている犬の話などで和んでいるという)
--新川さん自身、家族との向き合い方や夫婦間でのルールはありますか
「唯一のルールは、どちらかが家にいない時、自宅を出る時は“行ってきます”、そして先に帰ってきた方は“帰りました”という連絡をすること。このご時世、何があるか分からないし、そのメッセージを見るだけで安心できる」
--さくらにとっての“親子丼”のような新川さんの思い出の味を教えてください
「祖父がいろいろなスパイスを使って昼から夜までずっと煮込んで作ってくれたビーフカレー。翌日はチーズを入れてリゾットにしてくれた。祖父はもう亡くなってしまったのでレシピを教えてもらっていればよかったなと思う」
--視聴者のみなさんにメッセージをお願いします
「今の時代、悩んでいる人や辛い思いをされている人がたくさんいらっしゃると思うので、ドラマを見て温かい気持ちになってくださるといいなと思う」
ドラマは、民間の子供シェルター「第2ハチドリの家」が舞台。温かい料理を通じ、傷つき大人に絶望した子供たちと心を通わせていく苦難と希望のヒューマン作品である。