高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムに対応した米アップルの新型iPhone(アイフォーン)が23日、発売された。日本ではNTTドコモなど携帯電話大手3社が取り扱いを開始。国内外の主要メーカーの製品が出そろったことで、利用者の選択肢が広がり、これまで低調だった5G端末の普及に弾みがつきそうだ。
この日は新型アイフォーン4機種のうち「12」と高級モデルの「12プロ」を発売。ただ携帯大手3社は新型コロナウイルス対策で店頭の混雑を避けるため、購入は事前の来店予約を必要とする方式とし、発売日の恒例となっている店頭での記念イベントも見送った。
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東京・銀座のKDDI(au)ショップには午前8時の開店とともに3人が来店。会社員は「5Gのアイフォーンを期待して待っていた。手に入れることができてうれしい」と笑顔を浮かべた。「12ミニ」と最上級モデルの「12プロマックス」については11月6日から予約を受け付け、同13日に発売する。