俳優、阿部サダヲ（５０）が２３日スタートのＴＢＳ系「恋する母たち」（金曜後１０・０）で１００年にひとりの逸材と呼ばれる天才落語家役に挑戦する。
阿部は古今亭丸太郎役で、セレブ妻・まり役の仲里依紗（３１）と禁断の恋に落ちる役どころ。劇中ではまりを魅了する落語を披露する。
役作りでは昨年紫綬褒章を受章した入船亭船遊（６７）の指導を受けながら特訓。撮影では業界関係者らも絶賛の落語を披露していた。
演目は今作のテーマに重なる浮気を題材にした古典落語「紙入れ」と、金原亭馬生や古今亭志ん朝の十八番などで知られる「そば清」。劇中では天才落語家を体現するが、２３日の初回終了後からＴＢＳ公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで今昔亭丸太郎プライベート独演会スペシャル版の公開が決定。収録した６分ほどのシーンを配信する。
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「恋する－」は恋愛漫画のカリスマ、柴門ふみさんの同名人気漫画が原作。子育てなどに奮闘する３人の母親の恋愛模様が描かれ、脚本は恋愛ドラマの名手、大石静さん。３人の母親を主演の木村佳乃（４４）、吉田羊、仲が演じる。