屋上から転落の男子高生直撃、巻き添えの女子大生が死亡

　大阪・梅田の商業施設「ＨＥＰ　ＦＩＶＥ（ヘップファイブ）」から飛び降りたとみられる大阪府内在住の男子高校生（１７）に路上を歩いていた際に直撃され、意識不明の重体だった兵庫県加古川市の大学２年の女子学生（１９）が２４日、死亡した。府警曽根崎署が明らかにした。
　女子学生は２３日午後５時５０分ごろ、ヘップファイブ前を知人と歩いていたところ、府立高校に通う男子高校生が屋上から転落してきて巻き添えになった。意識不明の状態で病院に搬送され、治療を受けていた。
　男子高校生も病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。屋上に残されていたかばんに遺書はなかったが、署は飛び降り自殺を図ったとみて親族や学校から事情を聴くなどして、詳しい状況を調べている。

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　ヘップファイブは大阪の中心地、阪急大阪梅田駅近くの繁華街にある。アパレルショップなどが入り、建物の上に赤い観覧車もあってランドマークになっている。