女優、中条あやみ(23)が来年1月スタートの日本テレビ系「君と世界が終わる日に」(日曜後10・30)でヒロインを演じることが25日、分かった。俳優、竹内涼真(27)扮する主人公が“終末世界”で引き裂かれた恋人と再会するためサバイバルに挑む物語。中条は恋人役の竹内との共演シーンがほとんどない異例の撮影に、「すれ違いの時間が続くからこそ気持ちを作っていける」と心情をヒロインに重ね合わせた。
竹内と中条が“すれ違いの恋”を演じる。
「君と世界が終わる日に」は、日テレと映像配信サービス、Huluの共同制作。地上波の枠を超えたスケールのサバイバルラブストーリーだ。
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竹内演じる自動車修理工・間宮響が恋人へのプロポーズ直前にトンネル崩落事故に遭い、閉じ込められて4日後、命からがら脱出すると世界は一変。街から人が消え、中条扮する恋人・小笠原来美(くるみ)も失踪。響は来美と再会するため、死と隣り合わせの“終末世界”で生き残りをかけて戦う。
来美は主人公の高校時代の同級生で研修医。中条は昨年4月期の日テレ系主演ドラマ「白衣の戦士!」で看護師を演じたが、医師役は初。血がついた白衣を着て切ない表情を浮かべる謎めいたビジュアルも公開した。
相手役の竹内とはCMで兄妹役を演じており、ドラマでは初共演。中条は「心強いなと思っていました」と歓迎するも、撮影は回想を除き共演シーンが少なく、顔を合わせる機会がないという。
「クランクインした日に2人の幸せな日常シーンを撮影して以来、一緒のシーンがほぼなくて…」と残念がったが、会えない時間も演技の一環。「すれ違いの時間が続くからこそ、私の中でも(竹内が演じる)響への気持ちをきちんと作っていけるんじゃないか。幸せな生活のシーンの思い出を胸に、しっかりと役を演じていけたらいいなと思っています」と離れ離れになった恋人たちに心情を重ね、リアルに表現する。
君と世界が終わる日に26歳の自動車修理工・間宮響(竹内)は、高校時代からの恋人で研修医・小笠原来美(中条)と同棲(どうせい)中。ひそかにプロポーズの準備をしていた当日、トンネル崩落事故に巻き込まれ、4日後に脱出すると、特別区域として封鎖された街に1人取り残されていた…。来年1月スタートの地上波で全10話を放送後、同3月にHuluで全6話のオリジナル配信がスタートする。