冒頭で環境省野生生物課の中尾文子課長は「国民の関心も高まっており、一層密に連携し被害防止に取り組むことが求められる」と話した。
出没件数が近年最多だったことについて、中尾課長は会議後、報道陣に「本来減少する夏にも増えており、今までと違う傾向が出ている。これから冬に入っていくが警戒は緩められない」と話した。 環境省によると、会議では都道府県にクマ出没時の連絡態勢の整備や住民らへの注意喚起、防止対策を徹底するよう通知することを確認した。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
10月に入り、新潟、秋田両県ではクマに襲われた計2人が死亡した。石川県加賀市の商業施設にはクマが侵入し、射殺された。