アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(外崎春雄監督)の興行収入が、16日の公開から10日間で107億円に達したことが26日、分かった。国内での100億円突破の史上最速で、2001年公開の「千と千尋の神隠し」の25日間を19年ぶりに更新。798万人を動員した。これまでの興収歴代1位は「千と千尋-」の308億円で、映画関係者は「『鬼滅の刃』が超える可能性もある」と期待している。
映画界にとって最強の敵だったコロナ禍を「鬼滅の刃」が一閃した。
「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は公開日の16日から25日までの10日間で798万3442人を動員、興収107億5423万円を記録。史上最速で興収100億円を突破し、2001年の「千と千尋の神隠し」の25日間を15日更新した。
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「鬼滅の刃」の原作は人気漫画誌「週刊少年ジャンプ」で16年2月~今年5月発売号まで連載され、22巻まで発売されている単行本の販売は累計1億部を突破。12月発売の23巻で完結する。
同作は大正時代を舞台に、主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が鬼と化した妹の竈門禰豆子(ねずこ)を人間に戻す方法を探すために戦う物語。鬼との戦闘シーンをはじめ、家族愛・笑い・感動の要素を取り入れ、子供から大人まで世代を問わず人気に。登場人物のコスプレが流行するなど“鬼滅ブーム”は社会現象になっている。
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