ソニーが通期上方修正 「巣ごもり需要」でゲーム好調「鬼滅」大ヒットも寄与

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ソニーが通期上方修正 「巣ごもり需要」でゲーム好調「鬼滅」大ヒットも寄与
 ソニーは28日、2021年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高を従来見通しの8兆3000億円から8兆5000億円に、本業のもうけを示す営業利益を6200億円から7000億円にそれぞれ引き上げた。新型コロナウイルス感染拡大を受けた「巣ごもり需要」でゲーム事業が業績を押し上げる。
 アニメ事業で連結子会社が製作や配給に関わるアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の大ヒットも寄与する。
 半導体事業は、米国が9月15日から米技術を使う企業に華為技術(ファーウェイ)への半導体輸出を全面禁止する制裁を実施したため、スマートフォン向けセンサーが落ち込むと見込み、下方修正した。

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 十時裕樹副社長はオンライン業績説明会で、顧客拡大や分散は21年度に向けて一定の成果が出始めていると説明し、「本格的な収益性の回復は22年度になる」との見通しを示した。
 同時に発表した20年9月中間連結決算はゲーム事業がけん引し、営業利益は前年同期比7・1%増の5461億円と、上半期として過去最高を更新した。売上高は0・9%増の4兆824億円、純利益は約2倍の6928億円だった。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ソニーが通期上方修正 「巣ごもり需要」でゲーム好調「鬼滅」大ヒットも寄与