フリーアナウンサー、小林麻耶（４１）が２９日、ＴＢＳ系「グッとラック！」（月～金曜前８・０）に生出演。番組ＭＣの落語家、立川志らく（５７）の発言に対し、目に涙を浮かべて反論する一幕があった。
この日の放送では、タレント、だいたひかる（４５）が乳がん治療を中断し、不妊治療に取り組む決断をしたことを特集。この話題に、志らくは「非常に難しい問題」と切り出し、だいたの夫、両親、本人などの気持ちを想像しつつコメント。その中で「母親がいないとね、子供にとって不幸になるじゃないですか」と発言した。
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２０１７年に妹・小林麻央さん（享年３４）を亡くし、姪っ子と甥っ子がいる立場の小林は、志らくの発言が引っかかったようで、「考えは人それぞれなので否定するつもりはないですが、志らくさんが先ほど『母親がいないと不幸だ』っておっしゃったのは、私はそういうふうには思いません」と反論。母親から虐待を受けている子供もいるとし、「『母親がいない人は不幸』っていう言い方は私は、個人的に嫌いです」と目に涙をためて訴えた。「母だけの愛情じゃないですよ、この世の中」と声を震わせながら続け、周囲の人たちが愛情を注ぐべきだと主張した。
志らくは「麻耶さんのおっしゃる通り」と小林の意見に同調。自身の発言を「純粋に今、自分の子供がいたときに母親がいなくなったらば、一体どうすればいいんだろうっていう気持ちから出た言葉なんで、母親がいない子供が全て不幸だって意味ではないです」と釈明し、「言葉っていうのはときには凶器になることもあるから、われわれ気を付けないといけない」と自戒していた。