若手人気俳優、伊藤健太郎容疑者(23)が28日夕、乗用車を運転中にバイクに衝突し、そのまま現場から立ち去ったとして29日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで警視庁原宿署に逮捕された。
レイ法律事務所の河西邦剛弁護士は「今後の捜査は伊藤容疑者の供述や被害者、目撃者の話、防犯カメラの映像などを基に、どこでどうハンドルを切って事故になったのか、なぜ、どれくらい逃げたのかを追及、検証することになる」と見解を示した。
今後については「目撃者の説得で現場に戻ったとはいえ、被害者の1人は重傷。示談が成立したとしても、後続車にひかれるおそれもある被害者を置き去りにした救護義務違反のひき逃げをした罪は重い。きょう30日にも身柄送検され、起訴される可能性は十分にある」とした上で、「量刑は被害者のけがの程度にもよるが、重ければ懲役1年6月、執行猶予はつくのではないか。行政処分も重く、免許は取り消しの上、3年間は取れない」と話した。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });