米地質調査所(USGS)によると、トルコ西部イズミル沖のエーゲ海で30日午後2時51分(日本時間同8時51分)、マグニチュード(M)7・0の地震があった。トルコメディアによると、イズミル近郊の町で建物が倒壊した。救助当局は4人が死亡、約120人が負傷したと明らかにした。
イズミル県ボルノバ、バイラクルで複数の建物が倒壊した。海岸沿いの街中の一部が海水で浸水したという報道もある。当局は津波が発生したかどうかは触れていない。
震源地はイズミル沖のギリシャ東部サモス島近くで、震源の深さは10キロ。トルコ最大都市イスタンブールでも揺れが感じられた。
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トルコには多くの活断層があり、1999年の北西部の地震で1万7000人以上が死亡し、2011年の東部の地震では600人以上が死亡した。(共同)