犬塚弘、植木等さんは「武骨な私をきめ細かく演技指導してくれた」
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犬塚弘、植木等さんは「武骨な私をきめ細かく演技指導してくれた」
相模湾を見下ろす高台にある自宅で「俳優はやめたよ」と晴れやかに宣言した犬塚=静岡・熱海市【拡大】 昭和の日本を元気づけたハナ肇とクレージーキャッツの最後の生き残りで、味のある脇役として活躍した犬塚弘(90)が、盟友・大林宣彦監督(81)の新作映画出演を最後に俳優から引退することが1日、分かった。犬塚はこの日、静岡・熱海市の自宅でサンケイスポーツの取材に「俳優はもうやめた」と明るく“ハイこれまでョ!”宣言。90歳の卒寿を機に役者を卒業する。 1955年に結成されたクレージーキャッツは、高度成長期に歌やギャグや映画でサラリーマンの哀歓を代弁。国民的グループとなり、「ハイそれまでョ」のほか「ガチョーン」や「アッと驚く為五郎」などは流行語にもなった。メンバーは、ハナ肇さん、石橋エータローさん、安田伸さん、植木等さん、谷啓さん、桜井センリさんの順に他界。唯一生きている犬塚は、中心的存在で2007年に死去した植木さんについて「武骨な私をきめ細かく演技指導してくれた」と懐かしんだ。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 犬塚弘、植木等さんは「武骨な私をきめ細かく演技指導してくれた」