JR九州は1日、人気アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」とコラボした臨時列車「SL鬼滅の刃」の運行を熊本-博多間で始めた。けん引する蒸気機関車は原作や映画の舞台となった大正時代の製造で、当時の雰囲気を味わえる。
7月の豪雨の影響で運休中の観光列車「SL人吉」の車両を使い、映画に登場する列車をまねた「無限」のマークを先頭に設置した。オリジナルグッズを車内で販売するほか、はかまや着物など大正時代風の服装をしてきた乗客には記念品を贈る。
この日は、機関車が煙を吐きながら熊本駅に到着すると、詰め掛けた約700人のファンらが一斉にシャッターを切った。
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列車は途中、久留米(福岡県)と鳥栖(佐賀県)の両駅に停車する。23日までの週末や祝日に計5回運行する予定。乗車には指定席券の購入が必要だが、既に完売したという。