安楽死扱ったNHK番組、京都の団体がBPO申し立て

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安楽死扱ったNHK番組、京都の団体がBPO申し立て
 「安楽死」を扱った6月放送のNHKのドキュメンタリー番組が自殺を肯定する内容で、障害者や難病患者の尊厳や命が脅かされたとして、障害者らでつくる日本自立生活センター(京都市)が放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議申立書を送付したことが1日、分かった。 番組はNHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」。重い神経難病を患った女性が、スイスに行き安楽死に至る姿を追った内容だった。 申立書では「障害や難病を抱えて生きる人たちの生の尊厳を否定し、生きる方向ではなく死ぬ方向へと背中を押してしまう強烈なメッセージ性がある」とし、BPOのウェブサイトで紹介している民放連の放送基準などに違反すると主張している。 センターによると、7月にNHKに質問状を提出。NHKは「紹介した安楽死は、医師が介在するなど世間一般にいう『自殺』とは大きく異なり、各種の放送基準が妥当するとは考えていない」と回答したという。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 安楽死扱ったNHK番組、京都の団体がBPO申し立て