小磯勝弥が久々の舞台で立ち回り「小劇場ならではのド迫力を楽しんで」

　俳優、小磯勝弥（４８）が４日から東京・下北沢の「劇」小劇場で、舞台「幕末異聞　武士の影～東海道悪徒理～」（８日まで）に出演する。主演の佐藤伸之演じる大泥棒や町人、女郎が出入りする江戸のはたごを舞台にした時代劇。当初は５月に上演予定だったが、コロナ禍で延期されていた。
　水戸藩士の大御所的な存在、神崎又四郎を演じる小磯は「僕自身、もともと合気道をやっているので、それを生かした大立ち回りもご覧に入れます」と充実の表情。「お客さまには全員、フェイスシールドをしていただきますが、本格的な衣装や竹刀による大立ち回りなど、小劇場ならではド迫力を楽しんでほしい」と呼びかけた。

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　３年ぶり３度目となる再演で「民衆の必死に生きるエネルギーをサスペンスタッチで描きます。いわば小劇場歌舞伎。時代も世代も超えた人々の意気込みを感じていただければ」と語る。今月はＮＨＫのドキュメンタリー番組「逆転人生」（月曜後１０・０）の再現ビデオなどにも出演する予定という。
　昨年３月に女優、関メリッサ（３０）と結婚し、私生活でも充実。伝説のＮＨＫドラマ「たけしくん、ハイ！」でビートたけし（７３）の少年時代を演じた天才子役は現在、個性的な演技派として映画などでも活躍している。