大阪府の吉村洋文知事(45)は大阪市を廃止し4特別区に再編する「大阪都構想」の住民投票が否決されてから一夜明けた2日、大阪府庁で囲み取材に応じた。
残り2年半、知事としての任期を全うすることを表明していたが、その後の国政進出については「ないです。国会議員になって国政をどうにかしたいというのはないです。もともと僕は短い間でしたけど、国会議員でしたから。もともと政治家になり続けるために政治家をやっているわけではないので国会議員になるつもりはありません」ときっぱり否定した。
さらに昨夜の会見で目に涙を浮かべたように見えたが、「本当に全く意識していなくて、確かに画像を見たらそんな感じやなとは思ったんですけど。本当にやり切ったなという思いと、これで都構想については終わったな、悔いはないなと。そういう思いが交錯しながら会見に臨みました」と説明。泣いたか問いただすと「泣いてはいないです。勝手に泣いたことになってるけどやめてくれへんかな。記事にもなってたけど。家族からは『泣いてたで』って言われた」と苦笑いした。
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1日の「大阪都構想」の住民投票は「反対」69万2996票。「賛成」67万5829票で否決されていた。