大阪維新の会前代表で元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏（５１）が２日、ＭＢＳの情報番組「ミント！」（月～金曜後３・４９）にリモート出演。１日に行われた大阪都構想の是非を問う住民投票の投票率について、「大阪市長選挙は通常３０％が実情。（大都市で）６０％なんて投票率はある意味異常。有権者のみなさんにしっかり考えてもらえるような政治テーマを出すことができたのでは」とコメントした。
続けて「コメンテーターとしての推論ですが」と前置きした上で、「（投票の際）公明党で反対だと分かってしまうとバッチバチに敵対してしまうので、公明党の人たちが出口調査で支持政党なしと答えながら反対していたと考えられる。どこが一番勝利したかといえば公明党」とキッパリ。「政治としては見事。維新とも、自民党ともうまい距離を保った」とし、「維新との敵対関係もうまく収めながら自民党にも配慮を尽くした。中小の国家が外交をやるときのお手本のモデル」と述べた。
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