人を乗せて空を移動する「空飛ぶ車」を開発中のスカイドライブ(東京)は4日、有人飛行試験を行っている試験機「SD-03」を東京都内で初めて一般公開した。
福沢知浩最高経営責任者(CEO)が基調講演し「車の半分の時間で移動できるようになるといった経済的メリット以外にも、(空飛ぶ車に)乗ってもらいたいと思う人が増えることが重要だ」と述べた。
試験機は愛知県豊田市の研究拠点で飛行試験を行っている。全長と全幅はそれぞれ4メートルほどで、四隅に配した電動モーターで八つのプロペラを回転させて飛行する。
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東京ビッグサイトで6日まで開く空飛ぶ車に関する専門展「フライングカーテクノロジー」で見ることができる。
スカイドライブはトヨタ自動車出身の技術者らが2018年に設立。日本政策投資銀行や伊藤忠商事などが出資している。