東京国際映画祭、特別招待部門正式出品作品の本作は、事故で歩けなくなった失意の少女がパラカヌーと出会い、周囲に支えられながら夢を目指す実話に着想を得た感動ヒューマンドラマ。
ヒロインの藤堂遥を演じた中条は、「みなさんの愛でできた作品。『一人一人の心に残るといいな』と思う作品になっています」と語った。
競技用カヌーは体育大生でも乗るのに1カ月はかかり、指導者によると芸能界ではタレント、武井壮(47)と中条しか乗りこなせなかったという。共演の小澤征悦(46)は「空を飛んでいる鳥のようにみえました」と中条のカヌー演技を大絶賛した。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
ほかに室伏広治スポーツ庁長官(46)も出席。金メダリストである同長官から「カヌーもそうですが、ハイジャンプのシーンで『ハイジャンパー』みたいだなと思いました。努力もされ、素晴らしいシーンになったと思います」と称賛されると、中条ははにかみながら「その言葉をいただけただけで、この映画は金メダル」と喜びを口にした。