グンゼの売上高は前年同期比18・2%減の580億円、純利益は2億円だった。外出自粛や在宅勤務の広がりでストッキングなどの販売が苦戦した。広地厚社長は大阪市内で開いた記者会見で「アパレル事業は第1四半期と第2四半期の間を境に回復基調へ向かっている」と述べた。
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ワコールHDは、売上高が27・9%減の731億円、純利益が73・3%減の17億円だった。来店客の戻りが鈍かったほか、前年にあった消費税増税前の駆け込み需要の反動減も出た。
21年3月期の通期予想については、ワコールHDが売上高を1580億円から1560億円に引き下げる一方、純損益を37億円の赤字から5億円の赤字に修正した。グンゼは売上高が前期比6・6%減の1310億円に、純利益が52・1%減の21億円になるとの見込みを据え置いた。