公演前には「ブラボー」の禁止が呼び掛けられた。指揮はロシアの巨匠ワレリー・ゲルギエフ。曲目はプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番や、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」など。悲愴の演奏に先立ち「ウィーンでのテロの犠牲者にこの曲をささげる」とアナウンスがされた。
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日本政府はオーストリア政府の申し入れを踏まえ、コロナ禍の特例として来日を認めた。感染拡大防止のため、楽団員は入国時の検査後、バスなどを貸し切って移動。移動は宿泊施設と公演会場の行き来だけとし、4日に1度は検査をする。
今回のウィーン・フィルの日本公演は北九州に続き大阪、川崎、東京でも開かれる。