４人組の歌謡コーラスグループ、純烈が５日夜、東京・渋谷のＬＩＮＥ ＣＵＢＥ ＳＨＩＢＵＹＡ（旧渋谷公会堂）で、初の有料生配信ライブを行った。
２月以来、約８カ月ぶりの有観客ライブとなったが、コロナ禍の企画で客席にはファンクラブ会員から約１０００倍の抽選をくぐり抜けた東京都内在住の曽根優子さん（４４）１人だけ。５人の子持ちというシングルマザーの曽根さんは「逆に私の方が緊張するけど、ぜいたくな機会をいただきうれしい」と顔をほころばせた。
公演が始まると、メンバーたちはいつもと変わらぬノリノリのステージを展開。曽根さんの周りでも歌って踊るなど大サービスで、リーダーの酒井一圭（４５）が公演前「年末のＮＨＫホールに呼んでいただけるよう頑張りたい」と３年連続の紅白出場に向けた熱意以上のパフォーマンスを見せた。
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この日のライブ配信は約２０００人が視聴。これに対し、３日の嵐のライブは１０００万人以上が視聴したといわれる。ちなみに、今年いっぱいで活動を休止する嵐のファンクラブ会員は約３００万人とみられる。
酒井は「そのうち３０人くらい、純烈ファンになってくれないかな。男性グループにとっては今がチャンス。実際、ＳＭＡＰが解散したときも、純烈ファンになってくれた人がむちゃくちゃ多いんですよ」と本音も打ち明け、報道陣の笑いを誘った。