売上高は前年同期比39・2%減の519億円。本業のもうけを示す営業損益は385億円の赤字(前年同期は149億円の赤字)だった。鉄道運輸収入は55・1%減の166億円となり、経常損益も224億円の赤字だった。21年3月期の業績見通しは算定が困難だとして保留とした。今後、人件費や燃料費などの経費削減で50億円規模の収支改善を目指す。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
札幌市の本社で記者会見した渡利千春常務取締役は資金繰りについて「大変厳しい状況で、ぎりぎりの運営でやっていかなければならない」と述べ、取引銀行に借り入れの上限金額をこれまでの450億円から650億円へ増額するよう要請したと明らかにした。