米俳優ジョニー・デップ(57)は6日、写真共有アプリ「インスタグラム」で声明を公表し、出演していた人気映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズから降板すると明らかにした。元妻へのドメスティックバイオレンス(DV)疑惑が浮上する中、配給元の米大手映画会社ワーナー・ブラザースの要請を受け入れたとしている。
デップは、元妻へのDVを伝えた英大衆紙の記事で名誉を毀損されたとして訴訟を起こしたが、ロンドンの高等法院は2日に訴えを退け、根拠として挙げられていた暴力行為の多くを事実と認めた。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
デップは声明で、司法判断を「現実離れしている」と指摘。「真実を伝える私の闘いが変わることはない」とし、上訴する意向を示した。
「ファンタスティック・ビースト」は「ハリー・ポッター」の原作者J・K・ローリングさんが脚本を担当する人気シリーズ。デップは黒い魔法使い、グリンデルバルド役で出演していた。