伊藤は事件を受けて登壇を取りやめ、監督を務めた女優、黒木瞳(60)、共演の三吉彩花(24)らで実施。主役不在の異例の舞台あいさつとなった。
黒木は伊藤について触れなかったが、「映画は総合芸術。スタッフや出演者のみんなに支えられて作品を完成することができました。その後は映画はお客さんが育ててくれる。多くの方に支えられて今、私はここにいるんだなって思います」とさまさまな感情を込めたようにあいさつした。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
冒頭では配給のキノフィルムズからの書面を司会者が読み上げ、「本日は主演の伊藤健太郎さんの登壇はありません。今回の事件で被害を受けた方々に謹んでお見舞いを申し上げますとともに、1日も早いご回復をお祈り申し上げます」とコメント。「上映決定についてはさまざまなご意見があると思いますが、多くの方々から映画公開に対するメッセージをいただいたこと、そして、大勢のスタッフ、キャストが長い時間をかけて尽力してきたことに対して、報いたいという思いから、配給会社として決断したものとなります」と経緯が説明された。