女優、広瀬すず（２２）が、来年２月放送のＷＯＷＯＷ２週連続ドラマ「あんのリリック－桜木杏、俳句はじめてみました－」に主演し、ラップと俳句の朗読に初挑戦することが８日、分かった。リリック（ラップの作詞）好きの芸大生が俳句と出会い成長する物語。今月にクランクインしたすずは「俳句、ラップと遠いようで近い世界を自分になじませながら」撮影に奮闘中だ。
俳句とラップ－。すずが一見結びつかない和と洋、静と動という異なる表現様式に挑戦する。
「あんのリリック－桜木杏、俳句はじめてみました－」は俳人・堀本裕樹氏（４６）の青春俳句小説「桜木杏、俳句はじめてみました」が原作。下宿でリリック（ラップの作詞）にふけるのが好きで、人付き合いが苦手な芸大生・杏（すず）が俳人のコピーライターと出会い、新しい自分を発見する物語だ。
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すずにとってはＷＯＷＯＷドラマ初登場で初主演の記念作。今月からクランクインし、原作にはないラップのシーンを撮影。音楽関係者の指導を受けながら奮闘中だ。
３月公開の主演作「一度死んでみた」（浜崎慎治監督）でデスメタル女子に挑戦。清楚なイメージを覆すハードな熱唱で抜群のリズム感を披露していた。関係者はすずのラップについて「初めてとは思えない軽快さ」と絶賛。劇中での新境地開拓に注目が集まる。
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