米マイクロソフト(MS)は10日、新型の家庭用ゲーム機「Xbox(エックスボックス)シリーズX」を世界同時発売した。新型投入は約7年ぶり。海外に比べ旧型の発売が遅かった日本では約6年ぶりとなる。旧型の「XboxOne(エックスボックスワン)」に比べ高精細な映像表現が可能となり、データの読み込み速度も向上した。対応するゲームソフトは約30本をそろえた。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(東京)は12日に新型ゲーム機「プレイステーション(PS)5」を発売する。Xboxの販売台数はPSに比べ劣勢で、新型機で巻き返しを期す。Xboxは日本では9月25日に予約受け付けを始めた。新型コロナウイルス感染症対策として店頭販売せず、自宅配送に限る家電量販大手もあった。多くの販売店でインターネット予約の受け付けをいったん終了しており、入荷に合わせて販売を再開する見通しだ。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
Xboxの参考価格は4万9980円(税別)。同時に発売した廉価版の「シリーズS」は2万9980円(同)とし、当初発表していた3万2980円(同)から引き下げた。