北海道と札幌、旭川、函館、小樽の4市は10日、計166人が新型コロナウイルスに感染し、2人が死亡したと明らかにした。感染者の発表は9日に過去最多の200人に達するなど、5日から6日連続で100人超えとなった。道内の感染者は計4364人、死者は計117人になった。
道の鈴木直道知事は官邸で菅義偉首相と会い、感染者が増加する状況を説明した上で、対策の支援を要望した。
新規感染者の発表は札幌市が126人、北海道が32人、旭川市が5人、函館市が2人、小樽市が1人。札幌市は、特別養護老人ホーム(特養)で新たにクラスター(感染者集団)が発生し、これまでに従業員と入所者計56人の陽性を確認したと明らかにした。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
このほか、大学生の会食や商社、医療機関でそれぞれクラスターが発生したと発表した。
鈴木知事は菅首相との会談で、冬の感染防止ガイドラインの公表や保健師派遣などの支援を求めた。首相は「しっかり連携して進めていこう」と応じた。鈴木知事が記者団に明らかにした。