第2部には、女子高生5人(かんな、ももこ、あの、るね、もね)が参加し、映画を見てアゲアゲになったポイントから共感ポイントを語りつくした。
(C)2020イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
まずは、高校生ならではの視点の意見が飛び出した。
あ の「とんかつとDJというまったく違う部分から、アゲ太郎が共通点を見つけてヒントにして成長していく。私は受験生だけど、進路に向けて成長していく姿に通じるものがあるように思えた」
かんな「最初はとんかつとDJが結びつかなかったけど、見終わったら納得しました」
笑える映画だけではなく、等身大のアゲ太郎のキャラクターに共感し、思わぬ感動が得られた意外性を語り盛り上がった。また、心温まる家族の絆や友情が描かれている点も女子高生たちを引き付けているようだ。
も ね「親の気持ちや友達の良さがわかる映画だと思う。人間関係で悩んでいる友達に見てほしい。アゲ太郎が伝えていないのに、初めてDJをやる日にお父さんが内緒で見に来ていて、表には出さないけど子供を大切に思っている昭和のお父さんみたいな感じ」
る ね「ガミガミ言っていても結局子供って愛くるしいんだなって思った」
も ね「周りの人に恵まれて、こんなに愛されているんだってアゲ太郎がうらやましかった。自分もそんな風に愛される人になりたい」
アゲ太郎を支える加藤諒(30)、浅香航大(28)、栗原類(25)、前原滉(27)演じる“三代目ブラザーズ”ら周辺のキャラクターたちも印象的だったようだ。
あ の「一人一人が濃かったよね」
も ね「栗原類くんは暗い印象があったけど、めっちゃしゃべる役でイメージが変わった」
かんな「浅香航大くんは『あなたの番です』では黒髪だったのに金髪になっていて、ギャップがあった」
も ね「番宣で共演者同士が仲良さそうだったのも印象的。役者さんがこんなに仲良くなる要素がある映画はどんな映画なんだろうと思って興味を持った」
(C)2020イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
“飯テロ”映画とも呼ばれる本作、メンバーたちも鑑賞後にどうしてもとんかつが食べたくなってしまったと口をそろえる。
も ね「私、その日にお父さんにとんかつ揚げてって言いました(笑)」
あ の「最初のカットで油の中からとんかつが出てくるカットがすごく印象的だった」
かんな「とんかつを揚げる音がすごく心地よかった」
る ね「普通のとんかつじゃなくて、しぶかつのとんかつが食べたい」
そんな女子高生たちに、座談会の途中でサプライズで映画の撮影に協力した老舗とんかつ店「濱かつ」のとんかつを用意。「やばーい!」「うれしいー!」と座談会メンバーは一様に歓声を上げて、文字通りアゲアゲでトークを展開した。
る ね「とんかつを揚げる音とかもリアルに聞こえてくる。そういうところも含めて映画館で見るとこの映画をより楽しめる。TSUTAYAとかで借りてみるより映画館で見たほうがいい」
も ね「それは思った。後ろから笑い声も聞こえた。映画館全体が笑っている感じ。みんな同じところですごく笑っていた」
ももこ「クラブのシーンも映画館で見ると本当にクラブにいる気分になれる」
も ね「そうだよね。大人になったら1回はクラブに行ってみたいと思った」
あ の「うん。まだクラブに行ける年齢じゃないけど、映画館の音響でクラブにいるような雰囲気が楽しめたよね」
食欲をそそるとんかつの描写に限らず、笑いや音楽など本作は映画館で見てこそ際立つポイントが多い映画だと一同はうなずいた。また、コメディー初挑戦の北村が見せた振り切った演技に対する驚きの声も上がった。
る ね「北村くんはいままでヒーローみたいな役のイメージが強かったのに、今回はバカで面白くて、『猫』の歌を歌っている人と同じ人とは思えない」
ももこ「ギャップがすごいあるからそこを見てほしい」
る ね「北村くん、ここまでやっちゃうんだ! アゲ太郎、バカだなーって、劇場で隣にお客さんがいたのに笑ってしまった」
も ね「スクランブル交差点を陸上のユニホームで走るところが面白かった。記憶に残る映画、見ている人が少ないのがもったいない」
笑いあり、音楽あり、心温まるシーンありの本作に女子高生たちは「もう一度見たい映画」と口をそろえた。
(C)2020イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
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