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人気漫画「鬼滅の刃」の影響で、宮城県塩釜市のホームページ(HP)への訪問者数が急増している。公用文書では漫画の主人公竈門炭治郎と字が共通する「塩竈市」の表記を使う同市。複雑な「竈」の書き方を紹介しており、ファンが参考にしているとみられる。
市によると、市名の由来は、かつてこの地域にあった、海水を煮て塩をつくる「かまど」。市は、竈の字に親しんでもらうため、20年以上前から、HPで21画ある書き順を示してきた。
4月には1日10~20件程度だった市公式HP内の「『竈』の字について」のページアクセスは、10月のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」公開後、約10倍と急増。11月に入ると、ニュースに取り上げられた影響もあり、700件を超える日もあった。
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市はフェイスブックでも「塩釜」「塩竈」のほか旧漢字を含んだ「鹽竈」の3通りの表記を紹介。主人公らの技の名前にちなみ、それぞれを「壱ノ型」「弐ノ型」「参ノ型」とし「書き順正しく書けるよう全集中!」と投稿している。