テレビ朝日系「仮面ライダー」シリーズなどで知られる俳優、窪寺昭(くぼでら・あきら)さんが13日に死去したことが14日、分かった。43歳だった。業務提携する芸能事務所・ヒラタオフィスが公式サイトで発表した。
捜査関係者によると事件性はなく、自殺の可能性があるとみて調べている。同サイトでは「あまりにも突然の出来事で、ご家族・スタッフ共々まだ現実を受け止めることすらできない状態でございます。詳しい状況については現在調査、確認を行っております」と説明した。
窪寺さんは2003年のTBS系「美少女戦士セーラームーン」など多数の作品に出演。舞台を中心に活躍し、フリーとなった8月からヒラタオフィスと業務提携していた。今月26日開幕の舞台「喜劇 おそ松さん 其の2」にイヤミ役で出演予定だったが、同舞台の公式サイトは突然の訃報に「心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼した。複数の関係者によると、先日も元気に稽古に参加しており、共演者はショックのあまり涙するなど悲しみに暮れている。現在、上演できるかどうか含め今後について協議中という。
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窪寺さんは6日、自身のツイッターで来年1月29日に東京公演が開幕する舞台「GHOST WRITER」の出演決定を報告。「2021年 最高のスタートがきれる 最高の船旅 最高の芝居 宜しくお願い致します!」と前向きにつづっていた。