元プロ野球選手でタレント、長嶋一茂（５４）が１５日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜前１０・０）に出演。父で巨人終身名誉監督、長嶋茂雄氏（８４）の引退試合の際、「歯医者に行ってました」と明かした。
この日、番組では阪神・藤川球児投手（４０）の引退試合となった１０日の阪神－巨人を取り上げた。話題が１９７４年１０月１４日の長嶋氏の引退試合に及ぶとＭＣを務めるタレント、東野幸治（５３）は「見に行ったんでしょ？」と一茂に振った。
長嶋氏の引退試合といえば、セレモニーのスピーチで「わが巨人軍は永久に不滅です」という言葉を残したことで有名。一茂は「俺、小３だから。そのとき。歯医者に行ってましたよ」と引退試合を見てなかったと告白し、出演者を驚かせた。「大事な日とは伝えられていなかった。『始球式やらないか？』とは言われた。それが後から考えたら、父の引退試合だった」と回顧。始球式については「やんないよ、そんなもん」と断ったという。
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さらに、歯医者で治療を受けているとき、歯科衛生士の女性が泣き出し、一茂が「なんで泣いているの？」と問うと、「あなたのパパ引退試合なのよ」と返答。そのとき、父の引退試合ということに気づいたという。出演者たちが「なにそれ～！」と声をあげる中、一茂は「そういう家族なんです」と淡々としていた。