野口聡一さん(55)ら日米の飛行士4人を乗せた米スペースXの新型宇宙船クルードラゴンは16日(日本時間17日)、順調に飛行を続けて国際宇宙ステーションに向かった。15日午後の打ち上げから1日以上かけてステーションに到着し、ドッキングに成功した。
野口さんらは来年4月まで半年、ステーションに滞在する。ドッキング後、野口さんは日本語で「無事にステーションにドッキングした。国際パートナーの一員として民間宇宙船のドッキングに立ち会えて幸せだ。これから半年間の宇宙滞在も皆さんと感動を分かち合おう」とあいさつした。
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野口さんは飛行中、オンライン中継で船内の様子を紹介。荷物置き場にある装置を指して「アイスクリーム、いや、科学実験の物資を保管する冷凍庫です」などと、冗談を交えて話した。
クルードラゴンはステーションに飛行士を運ぶ民間宇宙船の本格運用1号機。米フロリダ州のケネディ宇宙センターからスペースXのファルコン9ロケットで打ち上げられた。ステーションとのドッキングを含め、飛行は自動化されている。(共同)