グーグル、衝撃の感染予測情報公開 今後4週間で新型コロナ陽性者4割増

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!

オタクエンタメニュースです!
アイドルからアニメや声優、マンガ、ゲームを網羅するオタクのニュースを配信しています。
気になる話題のニュースや芸能の最新ニュースを掲載中!

今回の最新ニュースはこちらです!!

グーグル、衝撃の感染予測情報公開 今後4週間で新型コロナ陽性者4割増
グーグルが公表した日本の新型コロナウイルスの感染状況の予測(同社提供・共同)【拡大】

 米グーグルは17日、人工知能(AI)を活用した新型コロナウイルスの感染予測情報の提供を日本向けに始めた。厚生労働省のデータやグーグルによる混雑状況のデータなどをもとに、向こう4週間に予測される陽性者数、死者数などを都道府県ごとに表示。この日の予測では、今月15日~12月12日の国内陽性者数は累計5万3321人。都道府県別では北海道が1万6877人で最多となった。サイトは一般に公開され、医療機関や行政機関に対策の準備で役立ててもらう狙いだ。
 AIが衝撃的な感染拡大を予測した。

googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });

 グーグルは、今後4週間の新たな陽性者や入院患者、死者などの数を、AIを使ってデータをもとに試算。あくまでも現時点での分析だが、日本全体の今月15日~12月12日における陽性者の予測は、わずか4週間で、これまでの累計感染者数12万1956人(17日現在)の4割強となる5万3321人(死者数512人)になった。
 日付別に見ることもできるが、とくに注目は北海道。東京は今後も300~400人台で推移していく結果になったが、北海道では急激に増加。12月12日には1日あたりの新規感染者数が1318人になっている。
 また、累計死者数は、東京が向こう4週間で43人(感染者数1万164人)に対し、大阪は64人(同7756人)と上回る結果に。北海道は同116人だ。
 グーグルでは地図サービスなどの位置情報から混雑状況を示す膨大なデータを保有する。8月から、米国内で同様の予測情報の公開を始めたが、今回は米国向けの「初期モデル」を強化。「予測精度の改善」を行ったといい、日本向けへの監修を担当した慶応大の宮田裕章教授は「予測モデルはコロナ対策で重要な手掛かりになる。政府や地方自治体のより素早く正確な現状把握と対応計画に役立つ」とコメントした。
 一方、国内では困惑の反応がみられた。
 「第3波」の食い止めに必死の北海道庁では「コメントのしようがない」と戸惑い気味。厚生労働省の担当職員は、「数字が大きいと驚いたが、グーグルのAIがどのように計算したのか過程が分からない」と断った上で、「人間の対応によって予測は変わる。AIが何を言っても、結局大切なのは、手洗いうがい、『3密を避ける』などの徹底につきます」と呼びかけた。
 数字を現実にしないためにも、さらなる感染予防対策が求められる。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) グーグル、衝撃の感染予測情報公開 今後4週間で新型コロナ陽性者4割増