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俳優、木村拓哉（４８）が主演し、昨年大ヒットした映画「マスカレード・ホテル」の続編「マスカレード・ナイト」（鈴木雅之監督）が来年９月１７日に公開されることが１７日、分かった。作家、東野圭吾氏（６２）の人気シリーズの実写化第２弾。ヒロイン、長澤まさみ（３３）とのタッグも健在で、木村は「ジェットコースターのような話の流れになると思います」と早くも胸を張った。
刑事とホテルウーマンの最強バディが再びスクリーンに戻ってくる。昨年、興行収入４６・４億円を記録した「マスカレード・ホテル」の続編が決定した。
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「マスカレード・ナイト」は、累計発行部数４４５万部を突破した「マスカレード」シリーズの第３作が原作。前作に引き続き、ホテルマンとして潜入捜査をする警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介役を木村、ホテル「コルテシア東京」の優秀なホテルウーマンでコンシェルジュとなった山岸尚美役を長澤が熱演する。
「犯人逮捕を第一優先」に掲げ、客の“仮面”を剥がそうとする新田役の木村は、「（前作で）東野先生の世界観を具現化することが非常に楽しかった。同じ舞台といえども、また違う内容で新たに作品を構築していく楽しみがあり、同時にプレッシャーでもあります」と武者震い。
映画は分量のある原作をわずか１日の設定にしているため「ジェットコースターのような話の流れになる」とスリリングな展開を約束し、再タッグを組む長澤については「今回も彼女らしい解釈で山岸としてそこに存在してくれると思うので、セッションが楽しみです」と心待ちにしている。
「お客さまが第一優先」のポリシーから、客の“仮面”を守ろうとする山岸に扮する長澤も、来年１月初旬に始まる撮影が待ち遠しい様子。「続編決定を聞いたとき、身が引き締まる思いになりました」と背筋を伸ばし、「木村さんは集中して作品と向き合える空気感を作ってくださるので、今から楽しみです」とほほえんでいる。
前作では小日向文世（６６）や松たか子（４３）ら木村との共演経験が豊富な豪華な顔ぶれが出演しただけに、今回のキャストにも注目が集まる。
◆物語
警視庁に「とある殺人事件の犯人がホテル・コルテシア東京の仮装で行うカウントダウンパーティーの会場に現れる」との密告状が届く。警視庁捜査一課の新田（木村）は潜入捜査のため、再びホテルにフロントクラークとして立ち、コンシェルジュに抜てきされた優秀なホテルウーマン・山岸（長澤）の協力を得て、ともに事件解決にあたる。仮装し、素顔を隠した参加者５００人の中から犯人を見つけ出すことができるのか－。