フィンランドの財団が公認したサンタクロースの来日が、新型コロナウイルスの影響で今年は見送られることが18日、関係者への取材で分かった。フィンランド航空が約30年前からクリスマスシーズンに合わせ日本に招いていた。中止は初めて。
関係者によると、新型コロナの感染拡大で出入国が制限されていることに加え、サンタは子どもたちとのふれあいを前提としており、「ディスタンス(距離)を確保するのはそぐわない」と、中止を決めたという。
財団公認サンタは例年、11月下旬~12月上旬にフィンランドから成田空港に到着。滞在中は各地の子どもたちと交流したり、東日本大震災の被災地などを訪問したりしてクリスマスムードを盛り上げていた。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });