18日夜に急性大動脈解離のため71歳で死去した東映グループ会長の岡田裕介(おかだ・ゆうすけ、本名・剛=つよし)さんの訃報を受け、俳優、竹中直人(64)が追悼コメントを発表した。
竹中は中学生の頃、岡田さんの出演映画「赤頭巾ちゃん気をつけて」(1970年)や「初めての旅」(71年)を劇場で何度も見たといい、「この2本の映画は今も僕の心に深く残っています。そして僕の映画への憧れと夢を作ってくれた作品でした」と告白。
2008年には岡田さんが製作総指揮を務めた映画「まぼろしの邪馬台国」に出演。長年抱いていた思いを本人に伝え、「岡田さんはあの独特なお声で、なんとも照れくさそうに当時のお話をしてくださいました。それがまるで夢のような出来事で…映画への愛を深く深く感じることができました」と振り返った。
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最近も東映撮影所で岡田さんに会い、温かく迎えられたことに触れ、「岡田会長がもういないなんて信じられない思いです。とても切ないです。あまりにも悲しいです」と吐露。「岡田裕介さん、本当に本当にお世話になりました。そしてありがとうございました」と天国の故人に感謝した。