東映グループ会長、岡田裕介氏(享年71)の訃報が流れた20日、映画人たちは深い悲しみに包まれた。1980年にプロデューサーとして手掛けた「動乱」など数々の作品に出演してきた女優、吉永小百合(75)は書面で「信じられないことです」とコメント。また、東映配給の主演映画「終わった人」でモントリオール世界映画祭の最優秀男優賞を受賞した俳優、舘ひろし(70)は「わがことのように喜んでくださった」と、しのんだ。
裕介氏の“遺作”となった来年公開の映画「いのちの停車場」(成島出監督)に主演する小百合は、数々の代表作でタッグを組んだ“恩人”の訃報にショックを隠せなかった。
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書面を寄せ、「信じられないことです。お疲れが溜まっていらしたのですね。これから映画の完成まで、どうぞお力を私たちに与えてください。見守ってください」と急逝した故人に祈るばかりだった。
今年8月に名コンビと言われた俳優、渡哲也さん(享年78)が死去してからわずか3カ月後、裏方の“相棒”とも別れることに心の整理がつかない様子。
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