美川憲一、美輪明宏の仕事復帰に安堵「健康、気をつけないと」

「ドラマチックシャンソン２０１９」を開催する美川憲一＝東京・大手町【拡大】 　歌手、美川憲一（７３）が３日、東京・よみうり大手町ホールで４～６日まで出演するコンサート「ドラマチックシャンソン２０１９」のリハーサルを同所で行った。　同公演は美川のライフワークで、今回は２０回の記念公演。名曲「生きる」など１８曲を叙情あふれる表現力で披露する。　今年はデビュー５５周年でもあり、「まだまだしぶとく生きるわよ～」と美川節で生涯現役宣言。ステージでは安全策として歌詞のカンペを用意するアーティストもいる中、「それをやったら目線が下がるから嫌」と高いプロ意識で本番に臨むが、「歌詞の覚えも悪くなっているし、もうホント、戦いよ」と苦労も明かした。　報道陣からは消費税１０％アップについて聞かれると「エレガントなシャンソンの場で、消費税？」と苦笑。続けて「ポイント５％還元とかキャッシュレスとか、お年寄りにもわかるようにしてほしい」と提案した。一方、「消費税が上がる前にはブランド物のセーターを買ったわ。私、意外とセコいのよ」と付け加えて笑わせた。　美川と同様、シャンソンを歌い、軽い脳梗塞で療養中の美輪明宏（８４）が１２月２３日に仕事復帰することについて「本当に良かった。私たちも健康、気をつけないと」と肝に銘じていた。