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昨年6月に香港政府の「逃亡犯条例」改正案に反対し、警察本部包囲デモを扇動したとして、無許可集会扇動などの罪に問われた民主活動家、周庭、黄之鋒両氏ら3人の公判が23日、香港の裁判所であり、裁判官は保釈の継続を認めず、3人は収監された。3人とも有罪判決を受けており、量刑は12月2日に宣告される。
3人は昨年8~9月に事件を巡り逮捕され、起訴後、保釈されていた。1年以上を経過して突然、保釈を認めない判断が出た背景には、香港民主派への弾圧を強化する当局の姿勢がありそうだ。
黄、林両氏はこれまで起訴内容を認めていなかったが、弁護士らと協議の末、方針を転換。この日の公判で罪を認め、裁判官が有罪判決を宣告した。
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香港メディアによると、周氏は前科がなく、量刑は社会奉仕などの軽微なものになるとの判断から、既に起訴内容を認めていた。8月5日に有罪判決を言い渡されたが、この日の公判にも出廷し、裁判官の求めに応じて改めて罪を認めた。