新型コロナウイルス流行の中で暮らす人々の姿を収めた報道写真展が24日、ソウルの「大韓民国歴史博物館」で始まり、開幕式が開かれた。共同通信を含む世界各国の通信社47社のカメラマンらが現場で撮影した約120枚を展示。来年3月1日まで。
共催した聯合ニュースは「コロナとの死闘を繰り広げている世界の多様な現場の写真を展示することで、市民の『地球村の連帯意識』を高める意義がある」と説明した。
透明のシート越しに抱き合うスペインの親子や、キューバの市街地での消毒作業、人の姿が消えたポルトガルの地下鉄の駅など、コロナ禍での現状が紹介された。
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中国国営通信の新華社は、顔にマスクやゴーグルの跡がくっきりと残った医療関係者らの顔写真の組み合わせを寄せた。
韓国疾病管理庁の鄭銀敬庁長は映像メッセージを寄せ、写真には「(新型コロナと闘う)現場の熾烈さだけでなく、勇気を失わないでほしいとの希望のメッセージが込められている」と述べた。