来年１月１６日に事実上解散する芸能事務所、石原プロモーションに所属する俳優、徳重聡（４２）が同１月１７日付で俳優、向井理（３８）、女優、波瑠（２９）らが所属するホリ・エージェンシーに移籍することが２６日、分かった。
２０００年にオーディション「２１世紀の石原裕次郎を探せ！」でグランプリを獲得して芸能界入りした徳重が石原プロでの約２０年の経験を胸に、新天地に羽ばたく。
関係者によると、徳重は映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」（０７年公開）で当時は駆け出しだった向井と共演。放送中のＮＨＫ大河ドラマ「麒麟がくる」（日曜後８・０）でも顔を合わせ、同社に縁があったことから移籍を決めた。
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テレビ朝日系スペシャルドラマ「弟」（０４年）で若き日の石原裕次郎さんなどを演じた徳重は、好青年のさわやかな魅力を発揮。１８年のＴＢＳ系「下町ロケット」では嫌みなエンジニア役を好演し、話題になった。
近年は演技の幅を広げており、新所属先のホリ・エージェンシーにはこれまでいなかったタイプとして、関係者は「クセのある役を魅力的に演じられる俳優」と期待を寄せている。